日本年金機構は18日、平成28年10月からの厚生年金保険の標準報酬月額の下限の引き下げについて公表しました。
公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部及び公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う経過措置に関する政令が平成28年10月1日に施行されたことにより、平成28年10月から厚生年金保険の標準報酬月額の下限が変更になりました。
厚生年金保険法における従前の標準報酬月額の下限等級(1級・9万8千円)の下に1等級(8万8千円)が追加され、下限が引き下げられました。
詳細は、下記サイトでご確認下さい。
http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/sonota/1118.html
平成28年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果を公表 厚生労働省
厚生労働省は17日、平成 28 年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果を取りまとめ、公表しました。
「賃金構造基本統計調査」は、全国の主要産業に雇用される労働者の賃金の実態を、雇用形態、就業形態、職種、性、年齢、学歴、勤続年数、経験年数別等に明らかにすることを目的として、毎年7月に実施しています。そのうち今回公表された内容は、新規学卒者の平成28年初任給(6月分)についての結果で、調査客体として抽出された10人以上の常用労働者を雇用する民間の事業所のうち、有効回答を得た事業所の中で新規学卒者を採用した15,765事業所を対象に、初任給が確定している15,308事業所について集計したものです。
この結果によりますと、男女計の初任給は、全ての学歴で3年連続で増加し、大学卒、高専・短大卒、高校卒においては過去最高となりました。また、初任給の分布をみると、大学卒は、男女とも20万円台(200,000~209,900円)が最も多く(男性33.2%、女性24.8%)、高校卒は、男女とも16万円台(160,000~169,900円)が最も多い(男性41.6%、女性30.0%)という結果となっています。
詳細は、下記サイトでご確認下さい。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/16/index.html