今月3日、「第3次安倍第3次改造内閣」が発足しました。
安倍総理が自ら『結果本位の「仕事人内閣」』という布陣を敷き、結果をもって国民の信頼の回復を図る構えです。
気になる働き方改革については・・・
「働き方改革実行計画」を取りまとめた加藤勝信氏が厚生労働大臣に任命され、働き方改革担当大臣も兼務することとされました。内閣改造に関する記者会見において、安倍総理は、次のように述べています。
「働き方改革」の実行は、加藤大臣です。戦後ずっと続いてきた長時間労働の慣行を断ち切る同一労働同一賃金を導入し、正規と非正規の壁を打ち破る。働き方改革はいよいよ実行の段階に移ります。実行計画を取りまとめた加藤大臣に、厚生労働大臣として次の臨時国会で必要な法案の成立を目指してもらいます。」
”働き方改革は実行の段階に移った”ということですが、加藤大臣のもと、働き方改革がスピーディーに進むのか? まずは、今秋の臨時国会に注目です。政府は、今秋の臨時国会に、高所得の一部の専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」などと「時間外労働の上限規制」をセットにした労働基準法改正案を提出する方針ですが、加藤大臣も、これに全力で取り組む姿勢のようです。
初閣議で基本方針を閣議決定、内容は・・・
初閣議で閣議決定された基本方針では、「人づくり革命」を断行する、「一億総活躍」社会の実現の一環として、大胆な「働き方改革」を進めるなどの方針が示されました。
なお、今回の内閣改造で、人づくり革命担当大臣というポストも新設されました。そこまで力を入れる「人づくり革命」の動向にも注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0803kaiken.html
初閣議の概要/基本方針
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2017/0803kihonhousin.html