厚労省のHPに「36協定の締結当事者となる過半数代表者の適正な選出を」というリーフレットが本日付(平成28年3月1日)で新たに掲載されました。
選出のポイントとして、以下の点が挙げられています。
・部長や工場長など、管理監督者に該当する可能性がある者の選出をさけること
・会社の代表者が指名しないこと
・投票、挙手以外に、話し合いや持ち回りでもよいが過半数の支持を得ていることが明確になる民主的な手続によること
・パートやアルバイトも含めすべての労働者が手続に参加できるようにすること
また、届け出た36協定は、見やすい場所に掲示する等の手段で労働者に周知することも掲載されています。
リーフレットは、下記サイトでご確認下さい。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/dl/36kyotei.pdf
動画で確かめよう!学生のための労働条件セミナー公開
厚労省が運営する「確かめよう労働条件」のWebサイトに学生向けの労働条件に関するセミナー動画が公開されました。
ブラック企業やブラックバイトが社会問題となっており、労働法令や労働条件について広く啓発する内容となっています。
セミナーでは、就職を希望する大学生や高校生等を対象に、就職をし、働く際に知っておきたい労働法に関する基本的な知識についてや、正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど、さまざまな働き方に関連する法令と、働き始める前・働き始めるとき、働いているとき、仕事を辞めるときの3段階で解説されています。
動画は、下記サイトでご確認下さい。
http://www.check-roudou.mhlw.go.jp/seminar/index.html
女性の活躍推進企業データベースを厚労省が開設
厚生労働省が、「女性の活躍推進企業データベース」を開設しました。
このデータベースは、女性活躍推進法に基づき、常用労働者301人以上の企業が公表することが義務となった「自社の女性の活躍状況に関する情報」(省令に規定する14項目から1項目以上を公表)や、「行動計画」の公表先として使うことができます。
また、就職活動中の学生などの求職者が、各社の「女性の活躍状況に関する情報」を閲覧することができ、企業の選択にも役立つものとして開設されました。
【データベースの特徴】
■ 企業の方々向け
○ 自社の状況を学生や一般の方々にアピールすることができる。
○ 業界内・地域内での自社の位置付けを知ることができる。
○ 他社の状況や取組を参考にし、自社の取組のヒントとすること
ができる。
※女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進に関する状況などが優良な事業主であることの「認定」を取得する際は、このデータベースでの公表が必要です。
■ 学生や求職中の方々向け
○ 業種別・地域別・規模別に検索ができる。
○ 企業の女性活躍に対する姿勢や現在の状況を知ることがで
きる。
○ 就職活動の企業研究に生かせる。
データベースは、下記サイトで確認できます。
http://www.positive-ryouritsu.jp/positivedb/