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2014/03/13 財政検証で年金支給年齢引き上げ試算へ

厚生労働相の諮問機関である社会保障審議会の年金部会は3月12日、年金運用の実質的な利回り目標などを示した専門委員会からの報告を受け、今後の公的年金の支給水準の見通しを示すため5年ごとに実施する財政検証の作業に着手することを了承しました。
 
今回の財政検証では、国民年金の保険料の納付期間の延長や支給開始年齢を67歳や68歳に引き上げるなど現行制度を変更した場合の試算を実施します。
 
また、週20時間以上働いていたり、月5~6万円程度の収入がある短時間勤務の労働者が国民年金から厚生年金に移った場合の試算を行う方針も示しました。  厚生労働省は、今年6月をメドに財政検証の結果を公表することにしています。

 

 

調理人に時間外100時間超 ホテルを書類送検 ホテル阪神(大阪市福島区)の50代の調理人に月100時間を超える違法な時間外労働をさせていたとして、西野田労働基準監督署(大阪市)は3月12日、ホテルの男性総支配人と運営会社の阪急阪神ホテルズを、労働基準法違反の疑いで大阪地検に書類送検したと発表しました。

 

同署によると、男性が昨年8月上旬に勤務中に倒れて病院に搬送され、翌日脳出血で死亡したことで違反が発覚しました。送検容疑は、昨年7月、男性に労使間協定で定めた月最大60時間を超える101時間の残業をさせたというもので、男性を含め4人が90時間以上の時間外労働をしていたということです。

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