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2013/07/25 東日本大震災除染業者、68%が違反 福島労働局が是正勧告

 福島労働局は7月24日、東京電力福島第1原発事故の除染作業にあたっている388業者に対する調査の結果、68%に当たる264事業者で割増賃金の未払いや労使協定の未締結などの法令違反があったと発表しました。違反の総件数は684件で、労働基準法や労働安全衛生法に基づき是正指導しました。

調査は今年1~6月に実施。違反率は68%で、前回調査(昨年4~12月)の44.6%から大幅に増えました。7割は労働基準法違反で、割増賃金の未払い(108件)が最も多く、賃金台帳の未作成(90件)、労働条件を明示していない(82件)などが目立ちました。残り3割は労働安全衛生法違反で、作業前に現場の放射線量を測定していなかった(20件)、放射線に関する特別教育を実施しない(16件)、作業後の汚染検査をしない(14件)などが多くみられました。


出雲市、印刷ミスで公印なしの国民健康保険証を誤発行  出雲市は7月23日、印刷ミスで市の公印なしの国民健康保険証を誤って発行し、2万2073世帯に送付していたと発表しました。公印がない場合、無効になる可能性があるため、市は全2万3156部(被保険者約3万8000人分)の保険証を刷り直し再交付します。

市保険年金課によると、今回発行した保険証は8月から1年間有効で、7月上旬に委託先の業者が印刷。しかし、一度に大量の印刷をしたため、作製ソフトの処理能力を上回って不具合が生じ、約35%の約8200部(同約1万4000人分)に市の印影が印刷されないまま発送したということです。22日に送付を受けた被保険者12人からの問い合わせで発覚しました。

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