ホーム > トピックス(バックナンバー17) > 2013/07/12 大阪市のソフト開発会社、助成金を不正受給―大阪労働局

2013/07/12 大阪市のソフト開発会社、助成金を不正受給―大阪労働局

7月8日、大阪労働局は大阪市のソフトウエア開発会社の中小企業緊急雇用安定助成金約9361万円の不正受給について公表しました。同社は不正を認めており、既に一部を返還しているとのことです。

 

大阪労働局によると、同社は2009年4月~2012年12月の間の、従業員を休業と教育訓練について、虚偽の出勤簿などを作成して支給申請していました。

 

中小企業緊急雇用安定助成金について、大阪労働局は同市の消火器塗装業会社が約1180万円、和泉市のカーペット製造業会社が約821万円を不正受給していたことについても公表しました

 

 

育児休業給付金増額検討へ―厚生労働省  7月11日、厚生労働省は育児休業給付の制度について増額の検討に入りました。年内に労働政策審議会の雇用保険部会で給付率の引き上げ幅などを議論し、来年の通常国会への雇用保険法改正案の提出を目指しています。

 

育児休業給付は、原則として1歳未満の子供の養育のために育休を取得した場合、要件を満たしている育児休業の取得者に、雇用保険から休業前の賃金の原則50%を支給する制度です。これについて厚生労働省内では60%への引き上げなどの案が出されています。

 

男性の育児休業取得率の向上を促進し、女性が出産に伴って離職する傾向に歯止めをかけ、育児への支援の充実で、少子化対策につなげる方針です。

ページ上部へ