厚生労働省は、平成25年1月分の公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成した、一般職業紹介状況を公表しました。平成25年1月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は0.85倍となり、前月を0.02ポイント上回りました。
・新規求人倍率(季節調整値)は1.33倍となり、前月を0.02ポイント下回りました。
・正社員有効求人倍率は0.55倍となり、前年同月を0.07ポイント上回りました。
・1月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.7%増となり、有効求職者(同)は1.3%減となりました。
・1月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると9.4%増となりました。これを産業別にみると、建設業(14.3%増)、宿泊業,飲食サービス業(14.2%増)、教育,学習支援業(13.7%増)などで増加となり、製造業(7.0%減)は減少となりました。
・都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、最高は宮城県の1.25倍、最低は沖縄県の0.46倍となりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002w1lj.html
「特定就職困難者雇用開発助成金」の雇入れ対象者拡大
高年齢者、障害者、母子家庭の母など就職が特に困難な人を、ハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して、助成金を支給する「特定就職困難者雇用開発助成金」が平成25年3月からは、一定の所得に満たない父子家庭の父も、新たに雇い入れの対象となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/c-top_02-4.pdf