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2017/12/05 知的障害の従業員に暴言大手スーパーに22万円の賠償命令

 「首都圏でチェーン展開をしている大手スーパーで働いていた知的障害のある男性が、パート従業員の女性指導係から暴言や暴行を受けたとして、約585万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は、会社と指導係に計22万円の支払いを命じた(平成29年11月30日判決)」という報道がありました。

男性側は、女性から何度も暴言や暴行を受けたと主張。また、会社側に配置転換や環境改善を要望していたが、聞き入れられなかったとして会社側の就労環境整備義務違反なども訴えていました。そのうち、裁判長が認めたのは、「仕事ぶりが幼稚園児以下」、「馬鹿でもできる」といった発言だけだったようです。そのため、男性側は、判決後の記者会見で、控訴する意向を表明したとのことです。

障害者雇用促進法によれば、一般の民間企業では、常時使用する社員数が50人以上(平成30年4月からは45.5人以上)であれば、障害者の方を1人以上雇用する義務があります(勤務時間が短い方は0.5人とカウント)。

また、平成28年4月施行の同法の改正により、雇用の分野における障害を理由とする差別的取扱いが禁止され、合理的配慮の提供義務も課されています。
  
ここで取り上げた事案については、どの企業でも起こり得るものです。パワハラの防止対策はもちろん、障害者雇用促進法の遵守も必要といえます。

〔参考〕厚生労働省では、「障害者の差別禁止に係る自主点検」の資料を公表しています。一度確認されてみてはどうでしょうか。この資料では、指針等に誘導するURLも紹介されています(自主点検の結果によってはそちらに誘導する作りになっています)。

 <障害者の差別禁止に係る自主点検資料>
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000115765.pdf


 国民年金保険料の強制徴収 集中取組月間を実施(日本年金機構)

 日本年金機構から、「国民年金保険料 強制徴収 集中取組 月間」のお知らせがありました。

本年度においては、控除後所得額300万円以上かつ未納月数13月以上の方(控除後所得350万円以上である場合は、未納月数7月以上の方)を対象に強制徴収を実施。国民年金保険料を支払う能力を持ちながら、たび重なる督励にもかかわらず、保険料を納付する意思がない方に対し、財産調査や差押えを集中して取り組むとのことです。

取組期間は、平成29年12月~平成30年1月。
企業にはあまり関係ないことかもしれませんが、徴収対策に力を入れていることがうかがえます。厚生年金保険料についても、このような徴収対策がとられるかもしれません。

〔参考〕「国民年金保険料 強制徴収 集中取組 月間」の実施について
http://www.nenkin.go.jp/oshirase/press/2017/201712/20171201.files/20171201.pdf

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