ホーム > トピックス(バックナンバー18) > 2014/09/24 短時間労働者に対する被用者保険の適用拡大の部会資料公開

2014/09/24 短時間労働者に対する被用者保険の適用拡大の部会資料公開

  厚生労働省年金局は9月18日、第24回社会保障審議会年金部会の資料として、「短時間労働者に対する被用者保険の適用拡大」を公開しました。 

 

資料を見ますと、社会保険適用の5要件として、 
1.週の所定労働時間が20時間以上あること
 2.賃金が月額8.8万円(年収106万円)以上であること
 3.勤務期間が1年以上見込まれること
 4.学生を適用除外とすること
 5.規模501人以上の企業を強制適用対象とすること

 

 となっています。上記1.は、雇用保険の適用条件を意識し同一としています。 ※詳しくは、添付資料をご確認下さい。 社会保険の適用拡大は、平成19年に法案提出していますが、当時は 
1.週所定労働時間:20時間以上 
2.賃金月額:9.8万円以上 
3.勤務期間:1年以上(見込み) 
4.学生は除外 ・従業員規模301人以上の企業
 
この法案は、平成21年7月の衆議院解散により廃案となっており、肝いりの法案ですので、実施されるのは確実な情勢です。当面は事業所規模等、猶予措置が付きますが、馴染んだ頃に中小企業にも適用するという、いつものパターンになります。影響の大変大きな改正になりますので、これからも注視し情報が入り次第、お伝えしていきます。 

 

公開資料は、こちら
11427/260924tanjikansyahotekiyou.pdf

ページ上部へ