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2014/08/12 大卒就職率69.8%に上昇 4年連続改善

今春に大学を卒業した学生約56万人のうち、69.8%の39万人余りが就職したことが8月7日、文部科学省の学校基本調査速報で分かりました。 

 

前年から2.5ポイント上昇し、4年連続で改善しています。リーマン・ショック前の2008年春の水準(69.9%)まで回復しました。 文科省は「景気回復により大卒者の就職環境が上向いている」と分析していています。調査速報によると、卒業者全体のうち、正規雇用は65.9%(37万2662人)、パート、アルバイト、派遣社員、無職などの者は合わせて10万人以上になりました。  

 

雇用期間が1年以上で週30~40時間働いている契約社員や派遣社員など「非正規雇用」は、前年度より507人減って2万2275人。大卒者全体に占める割合も0.2ポイント減って3.9%となりました。 

 

一方、この「非正規雇用」に、パート、アルバイトなど「一時的な仕事に就いた者」(1万4519人)、「進学も就職もしていない者」(6万8481人)を加えた「安定的な雇用についていない者」の合計は10万5275人で、1万172人の減っています。大卒者全体に占める割合は18.6%で、前年度から2.1ポイント低下し、2年連続で改善しています。

 

 

 公的年金の平成25年度決算は運用好調で黒字  厚生労働省は8日、平成25年度の年金特別会計収支決算を発表しました。時価ベースでは、会社員らが加入する厚生年金は7兆9184億円の黒字、自営業者らが加入する国民年金は5633億円の黒字となります。黒字は厚生年金は3年連続、国民年金は5年連続となりました。
 
積立金の合計残高は前年度から6兆円増え132兆631億円となりました。運用が好調だったため、2年連続で残高が増えたそうです。

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