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2014/04/03 OFF-JTなどの能力開発の費用 増加の見込み

厚生労働省は3月31日に、平成25年度「能力開発基本調査」を発表しました。

 

調査結果のポイント 
①企業による能力開発の実績・見込み正社員一人当たりに対するOFF-JT※3の費用について、「今後3年間」の見込みと「過去3年間」の実績を比較すると、昨年に引き続き、今後3年間は「上昇傾向」とする企業の割合が高くなっている(30.4%、「過去3年間」と比べて8.9ポイント増加)。正社員以外も同様の傾向。
 
②人材育成の課題 人材育成に関して何らかの「問題がある」と回答した事業所は70.7%(24年度68.7%)であり、前回に比べて増加している。 問題点として最も多い回答は「指導する人材が不足している」(51.5%)であり、「人材育成を行う時間がない」(46.0%)、「人材を育成しても辞めてしまう」(40.6%)と続く。
 
③自己啓発の状況・課題(個人調査)〈同P.35、 P.39 〉 自己啓発を行った人は、正社員では44.3%(24年度47.7%)、正社員以外では17.3%(24年度22.1%)であり、前回に比べて低下している。 自己啓発を行う上で「問題がある」と感じる人は正社員で78.4%、正社員以外で69.7%であり、問題点として最も多い回答は、正社員、正社員以外ともに、「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」でした。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042108.html

 

 

13年の年末賞与、5年ぶりに増加  厚労省が発表した毎月勤労統計調査・平成26年2月分結果速報によりますと、2013年末の賞与が前年度に比べ0.3%増加していたことがわかりました。年末賞与が前年を上回るのは5年ぶりだということです。
 
従業員規模別で見ても、500人以上(61万1727円、1.1%増)、100~499人(42万4984円、0.4%増)、30~99人(33万4083円、0.6%増)、5~29人(26万54円、0.9%増)で、すべて前年を上回っています。
 
詳しくはこちらをご覧ください。
 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/26/2602p/2602p.html

 

 

今年度の後期高齢者医療保険料 1.8%増の月5,668円  厚生労働省は4月2日、75歳以上の約1,600万人が加入する後期高齢者医療制度について、2014~15年度の保険料の見込み額が、12~13年度に比べて99円(1.8%)増の全国平均で1人当たり月5,668円になると発表しました。
 
後期高齢者医療制度の保険料は、各都道府県の広域連合が2年ごとに定めます。今回は27都県で平均保険料が上がり、20道府県では下がりました。保険料の軽減対象拡大のほか、医療費が想定ほど伸びず、剰余金が生じたことなどが影響し、減額した団体が増えました。  都道府県別では、最も保険料が高いのが東京都で月額8,092円、最も低いのが秋田県の3.205円でした。

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