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2015/05/08 有効求人倍率、14年度は23年ぶり高水準

  厚生労働省が5月1日発表した2014年度平均の有効求人倍率は、前年度より0.14ポイント上昇の1.11倍と、91年度(1.34倍)以来23年ぶりの高水準となりました。年度の有効求人倍率が1倍台を回復したのは、リーマン・ショック前の07年度(1.02倍)以来。

3月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除いて1.15倍で、前月と同じ水準でした。一方、3月の完全失業率は3.4%で、前月より0.1ポイント改善しました


 実質賃金、23か月連続マイナス 3月は前年比2.6%減  厚生労働省が1日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報)によりますと、物価の変動を考慮した実質賃金は前年同月比2.6%減となり、23か月連続でマイナスとなりました。働く人1人あたりの平均賃金を示す3月の現金給与総額(事業所規模5人以上)は前年同月比0.1%増の27万4,924円で4か月連続の増加となりました。

総実労働時間は前年同月比1.4%増の145.9時間で、このうち、所定内労働時間は同1.8%増の134.5時間、所定外労働時間は同2.4%減の11.4時間となりました。

実質賃金については、前の年の同じ月は、消費税が5%だったため、実質賃金が低くなった可能性もあり、政府は、消費増税を反映した数字と比較できる来月からは、実質賃金がプラスになる可能性もあるとしています。

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