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2013/10/28 育児休業給付金増額 半年間3分の2に引き上げ

厚生労働省は10月25日、育児休業を取得した間の所得を補う「育児休業給付」を拡大する方針を出しました。

 育休前の賃金の5割を補償しているところを、育休の当初半年間に限り3分の2に引き上げる案を、10月29日に開く専門部会に提出し、2014年の通常国会に雇用保険法改正案を提出し2014年度中の実施を目指します。

 男女ともに育休を取りやすい環境をつくり、子育て支援や少子化対策につなげる狙いがあります。特に所得が減るとして育児休業取得に消極的だった男性の取得率向上も見込んでいます。なお、2012年度の育休所得率は女性の83.6%に対し男性は1.89%にとどまっています。 

 男共働き夫婦が交代で育休を取る場合は、最大で半年ずつ計1年間の増額が可能となります。


ハローワーク職員、求職者から借金 高知労働局は10月25日、50歳代男性職員が、求職者の30歳代男性から計1万7600円を借りていたと発表しました。職員は給料日ごとにその月に借りた分を返済していたといいます。

 発表では、職員は昨年6月~今年2月、当時勤務していた高知公共職業安定所で、この男性から7回にわたり、300~1万1300円を借りていたといいます。男性が今年7月に別の職員に相談して、明らかになりました。勤務時間中にハローワークの窓口やトイレで借りていたこともあったようです。
 
同労働局は、職業紹介の情報提供などで便宜を図ってはおらず、聞き取りに対して職員は「病院代や昼食代などに使うために借りた。長く相談を受けているうちに友達感覚になってしまった」などと話しているといいます。

 労働局は、職員の行為が国家公務員法違反(信用失墜行為など)にあたるとして、厚生労働省に報告し処分を検討しています。

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