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2013/10/10 長時間労働でうつ病に すし職人が経営会社を提訴

 うつ病を発症したのは長時間労働を強いられたのが原因として、茨城県の30代の男性が10月9日、ジェイアール東日本都市開発を相手取り、約290万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。

訴状によると、男性は同社が埼玉県内で運営するすし店で正社員として勤務していましたが、22年4月以降、人手不足のため1日14時間の長時間労働や休日出勤を強いられました。その結果、次第に体調不良になり、同年6月うつ病と診断されて休職。23年7月に退職し、24年9月に労働基準監督署から労災認定を受けました。発症前の1か月間の時間外労働は最高で約97時間に上っていました。


ローソン 来年度も年収の2~3%分賃上げ方針 今年度賃金引き上げを行ったローソンは10月8日、14年度も年収ベースで2~3%程度の賃上げを実施する方針を明らかにしました。

 賃上げ対象は今年度と同様に子育て世代の20~40歳代で、引き続きボーナスに上乗せするか、給与のベースアップやクーポン支給などの形も検討するとのことです。新浪剛史最高経営責任者(CEO)は「賃金を上積みする分が、貯蓄にまわされるのではなく、個人消費に使われるような仕組みを考えていきたい」と述べました。

同社は安倍晋三首相からの賃上げ要請をうけ、今年度は3300人を対象に平均で年収の約3%分をボーナスに上積み支給することを決めています。

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