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2013/09/12 時効特例給付未払いで年金機構理事長ら報酬返上

日本年金機構は9月10日、年金受給権の時効を撤廃し過去の記録ミスによる支給漏れ分を支払う時効特例給付について、1155人の年金支給に誤りがあり、約8億5000万円が支給漏れになっていたとして、担当部長ら幹部3人に訓告処分などを実施したと発表しました。

 

水島藤一郎理事長ら役員3人も月額報酬の1割を自主返上します。  また、機構は新たに9件、計約105万円の未払いがあることも報告。10月から追加支給を行います。 

 

年金保険料の納付記録漏れ問題では、記録の訂正で年金が増額される分は時効を撤廃し全額補償していますが、適用の基準があいまいで、1155人については時効廃止の扱いになっていなかったということです。

 

 

 12年度の医療費、過去最高の38.4兆円  厚生労働省は9月10日、2012年度の概算の医療費が前年度比約6000億円増の38兆4000億円になったと発表しました。1人当たりの医療費も1.9%増加して30万1000円となり30万円台を初めて記録。いずれも10年連続で増え、過去最高を更新しました。ただ近年、前年度比で3%を超えていた伸び率は、1.7%に縮まりました。
 
病院の平均入院日数は約33.8日で、5年前より3日近く縮まりました。1人当たりの医療費を年齢別でみると、70歳未満が18万1000千円(前年度比1.4%増)、70歳以上は80万4000円(同比0.2%減)でした。

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