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2013/05/01 3月の完全失業率4.1%と4年4か月ぶりの低水準、求人倍率

総務省が30日発表した労働力調査によると、先月の全国の完全失業率は4.1%で、前の月に比べて、0.2ポイント改善し、2008年11月(4.0%)以来4年4カ月ぶりの低水準となりました。総務省によりますと、先月の就業者数は6,246万人で、前の年の同じ月に比べて31万人増加しました。一方、完全失業者数は280万人で、前の年の同じ月に比べて27万人減少しました。 また、厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は0.01ポイント上昇の0.86倍と2か月ぶりに改善し、リーマン・ショック直前の2008年8月(0.86倍)以来の高水準となりました。
 
2012年度の完全失業率(平均)では、12年度は男性の4.5%に対して、女性は3.9%と5年ぶりに4%を切る低水準となりました。これは求人が増えている医療・福祉業で女性の就業が進んだためと見られています。
 
詳しくはこちら(総務省統計局)
 http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm

 

 

家族の余命宣告で最長1年休職可能な「寄り添い休業制度」 アステラス製薬
  製薬大手のアステラス製薬は、社員の家族や近親者ががんなどで余命宣告を受けた際に、家族のケアのため最長1年間休職できる「寄り添い休業制度」を4月から導入したことを30日明らかにしました。
 
この制度は、家族との残された時間を一緒に過ごせるようにして、社員の精神的苦痛をや和らげることを目的として導入したものです。昨年、末期がんで余命宣告を受けた母親を持つ社員が会社に相談したところ、その時は、有給休暇で対応せざるを得なかったといい、このことが制度導入のきっかけとなりました。
 
導入した「寄り添い休業制度」は余命6か月以内と宣告された配偶者や親、子どもなどがいる社員を対象として、休職期間は1週間~6か月間、最大1年間まで延長可能で、国内のグループ会社の社員約8100人が活用できますが、休職中は無給となります。

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