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2013/01/16 就活生の動き早く 2014年春入社、民間調べ

採用支援のヒューマネージ(東京・千代田)の調べで、2014年春入社の就職活動で学生の活発度を示す「就活アクション指数」が、採用活動解禁直後の12年12月10日時点で前年同日より2ポイント高い20ポイントだったことがわかりました。学生のエントリー数も6.4%増えました。採用スケジュールの短期化で学生確保に早くから動く企業に対応するため、就活がスタートした12月上旬から情報収集を急ぐ学生が多いことが分かりました。

同社の新卒採用の選考管理システムを通じエントリーする学生数を調べました。理系学生のエントリー数は前年同日比0.6%減とほぼ横ばいでしたが、文系は10.3%増えています。理系に比べ専攻分野が評価されにくい文系の動きが特に活発だったということです。

就活アクション指数は同社のシステムで企業にエントリーする学生数を元に数値化しています(10年6月30日=100)。経団連の倫理憲章の見直しで企業の採用活動が例年から2カ月遅れて12月解禁になった13年春入社は、就活開始10日後の指数が前年より6ポイント高い18ポイントでした。


非正規社員の副業、正社員の3倍 総務省11年調査総務省の2011年の社会生活基本調査によると、非正規社員のうち副業をしている人の割合は1.8%で、正社員(0.6%)の3倍となりました。少ない収入を副業で補っています。現在、日本の労働者のうち3人に1人は非正規社員です。賃金を比べると、40~44歳で正社員の平均35万500円に対し、非正規は19万3400円と低くなっています。社内研修や訓練の機会が少ないため技能が身につかず、賃上げにつながらないとされています。

労働者全体では副業をしている人の割合は1.1%で、平均4時間4分を費やしているということです。男女別では、男女ともに1.1%ですが、時間は男性の4時間16分に対し、女性は3時間40分でした。

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