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2012/07/13 厚労省が労災時効停止 胆管がん,校生の求人

 胆管がんの発症者が全国の印刷会社で相次いで発覚した問題で、厚生労働省が全国の労働局に対し、胆管がんで労災認定の申請があれば、時効の判断をしないよう指示したことが分かりました。

 

同省によると、47都道府県にある労働局に対し、「胆管がんでは時効の起算点が変更される可能性がある」と通知、従来では時効とされる申請でも「門前払い」しないよう指示しました。

 

労働件者災害補償保険法に基づく遺族補償給付の時効は通常、死亡の翌日から起算。5年が経過すれば受給権がなくなります。また、休業、療養、葬祭費などの補償は、それらの翌日から2年が時効とされます。

 

 

高校生の求人 前年比40%増

来年春に卒業する高校生を対象にした企業からの求人は、東日本大震災の復興需要の影響や景気の持ち直しで、去年より40%余り増加していることが厚生労働省のまとめで10日に分かりました。

 

高校生向けの企業からの求人は、先月20日から全国のハローワークで受け付けが始まっています。厚生労働省が最初の5日間に寄せられた全国の求人数を集計した結果、およそ5万7000人分と、去年の同じ時期よりおよそ1万7000人分、率にして42%増加したことが分かりました。

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